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Barber Shop イメチェン💈🏖 (前編)

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30人以上が購入

皆さん、こんばんは♪ オリンピックも無事終わって、ちょっと涼しい日々が続いているこの頃。 猛暑に倒されなくて一安心している管理人です。 今年のお盆は、1週間休みという方もいれば、週前半の3連休に合わさった方。 盆の入り(13日)からの土日絡めた連休の方。 また業種的に夏季休暇がもうちょっと先の方々、日々お疲れ様でございます。 本日は、1年前から執筆していたこちらの話の前編を公開させて頂こうかなと思います。 こないだ雑談でちらっとお話しした作品です。 今回はプロローグがちょっと長めです。 ストーリー性は薄いですが、シーン描写を多めに描いています。 施術シーンは相変わらずの細かい書き方で時間も費やしました。 そして今回は前編だけで15000字超えてしまい、まだまだ終わる気配ないので前後編に分けてお送りします。 どっちかっていうと後半の方が捻りシーンで、現在気の乗った時につらつら書いています。 ちなみに1年越しで書いてるので、何度も校正したつもりですが、おかしい部分があったらごめんなさい🙇‍♂️ 今回の価格設定は、 原価(294円)ー手数料(44円)=250円 となっています。 普段の価格設定と同じです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 『夏らしく』、イメチェンでお洒落になる話。 2人の対比、バーバースタイルや海の風⛱を想像して吹かれてみてください♪ 今回の作品(前編)は、 計18993字・2204行。 【完読所要時間は35~40分程度】です。 ゆっくり読める時に楽しみいただければと思います。 また今回から設定資料をあとがきに添付しています。そちらもどうぞご覧になって想像膨らませて下さい。 それでは皆さん、ごゆっくり(^^)/ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

いつもの会社のお昼休み。 今日も事務員さん、パートさん、契約社員さん、そして正社員。いわゆるキャリアウーマンと呼ばれる女性の皆さんで弁当タイム。 今年の春から真知子が提案してからかれこれ3ヶ月、定番になっている。 今日の話題はこれも1ヶ月に1回の定番行事。真知子が髪を切ってきた時に起きる出来事。 真知子「今回もちょっと刈り上げちゃったんだ〜!」 同僚「触らせて〜」 真知子「いいよ〜」 このやり取りが定番。 真知子は私の唯一の女性同期でお互いに正社員。成績は互角。 ただすっきりサバサバしていて、まだ3年目なのにキャリアウーマンらしく感じる事もあり、社内ではとても好印象。 つまりモテたりもする。 そんな真知子と私は、ほぼズブズブの関係といっていい。 恋人から、たわいのない話まで。 そして真知子はお酒に強い。 だから金曜日の仕事終わりに飲みに行って、毎回押される。 あながち私も喋ってて気持ちいい、だからこの関係は成り立ってると思う。 今日は真知子がまたボブに切ってきて、中の方が半分刈り上げになってる所の自慢をしている。 私は保守派と言えばいいだろうか。髪こそしっかり手入れしてるものの、仕事ではいつも1束結び。 これでデートに行ってがっかりされた事もある。もちろんポニーテールとかでなくて、ただ普段のまま。 そんな保守派の私は、髪を切ってきたアピールしてチヤホヤされてる真知子を、「ああ〜また切ってきたんだ」としか思わない、普段は。 ただ今日は私自身は無意識だったけど、この7月で猛暑日が続いた影響もあって、そろそろ髪を切りたい時期にもなったからか、その自慢を聞いてて自然と髪いじりをしてたらしい。 それを見た真知子に言われてしまったのは... 真知子「あれ〜、七海ももしかして髪切るの?」 私「え?」 真知子「その髪いじって邪魔そうにしてるじゃん。それに暑そう〜」 私「無意識だった〜。でもそろそろ半年に1回だから夏休みにでも切ろうかな〜」 真知子「七海はいつも半年に1回、変わらずミディアムだもんね。でも夏ヘアとかにしてみたら? 涼しくなるよ?」 七海「う〜ん、でもなぁ」 真知子「あ、すぐ返答しないって事は満更でもないんだ」 七海「え?いやいや...」 真知子「そしたら今度七海も私と一緒に髪切りに行こうよ、ね?」 七海「う〜ん...」「分かった。そしたら行こっか」 真知子「うん。七海と買い物とかはよくするけど、髪切りに行くなんて初めてで新鮮だなぁ、とても楽しみ」 七海「真知子の刈り上げ、生で見てみたい気もするし」 真知子「そうしたら大体1ヶ月後くらいだね。ちょうど夏休みかな」 七海「私達の夏休みはお盆だけど大丈夫なの?」 真知子「お盆と言ってもどっちかの週末はやってると思うよ、大丈夫」 七海「なるほどね」 ...〜(以下、略)〜... 私は夏ヘアにするつもりなんか一切無かった。ただ曖昧な答えをしてしまうのはいつもの事。 そこに付け込まれた。私は少し悩んでしまうが、まぁ美容室がいつも固定だった訳ではなかったし... それに次に真知子が髪を切りに行くとしたら1ヶ月後。もう忘れているかもしれない。 でもこの約束、真知子にとっては大事な物だった。 遡る事、1週間前。 私の恋人は、私の知らない所で真知子にあるお願いをしていた。 デートに一束ねで行く事は無くなったものの、デートヘアは確かに大人しめのシンプルな髪型だった。 もちろんその大人しめな髪型=服も大人しめ。 そんな状況にもっと可愛くなるはず、そんな期待を込めて、私の彼氏は真知子に私が何か変われるきっかけを作ってほしいと頼み込んでいたのだった。 もちろん真知子も七海のスタイル、すごく良いのに服屋とか一緒に買い物してても勿体無いなぁとか思ってた張本人。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 1ヶ月後... 今年の夏休みは8/11(土)から8/19(日)まで。 そんな夏休みが一週間前に迫った8月10日。 金曜日、私達はいつもの仕事終わりに飲みに行ってた。 21時も回り、夏休み前という事ですっかり私はベロベロ。 ただウイスキー350ml一本飲んでも大丈夫なのは真知子。 私はのちにこの時の事をうっすらとしか記憶していない。 真知子「そうだ、髪の毛切りに行く話なんだけど」 私「うん…?」 真知子「うちが行ってるところのマスターが12日、明後日の午後なら空いてるって言うから、予約しちゃったからね」 私「...」 真知子「それで12時頃に待ち合わせてどこかランチでも食べていかない?」 私「うん...」 真知子「大丈夫かなぁ?、なんか心配だから手帳に書いとくね」 真知子には物の在り場所までなんでも知られてる。私の鞄から手帳を取り出して、12日の欄に【ランチ&髪切り 沢目駅12:00~】と書いた。 ただ真知子が取り出したのは仕事用ではなく、プライベート用の手帳。 ロックの番号も知られているが、私はこの手帳あまり見ていない... 使うのは友達の約束やデートがある時くらいだけど、両者とも最近はLINEとスマホのスケジュール帳で仕事と共用管理にしている。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー そんなこんなで8月12日を迎えた。 結果的にこの2日間、手帳は開ける事もなく、この日を迎えた。 部屋の中でダラダラしていた私。 そんな私に11時半頃に届いた真知子からのLINE。 真知子『今日の待ち合わせは北口のスタバの前でよろねー♪』 ん? と私は疑問に包まれる。とっさにスマホのスケジュール帳を見るも何も予定はない。 実家に帰るのは明日だったし。 私『真知子〜、今日なにかあったっけ?』 真知子『え、先週言ったじゃん!手帳見て』 私『手帳?』 私はとっさに手帳を確認する。と言っても仕事用のはいつもデスク。 そうなれば必然的にロックをかけているプライベート用の手帳。 そこには【ランチ&髪切り 沢田駅12:00~】としっかり書いてあった。 私『こんなのいつ書いたの?』 真知子『一昨日の飲みに行った時に言ったでしょ、覚えてない?』 私『えぇっと…』 わたしは先週の事を思い出す。あの日も酔っ払って帰ってきた事しか覚えてないんだけど... ただ記憶の片隅にそういえば...というのもあった。 真知子『って事はまだ家?』 私『今は自宅だけど』 真知子『もう〜。いつもの待ち合わせ場所に居ないから、ひょっとして...ってLINE送ったらこれじゃんね〜』    『分かった。一先ず七海は出かける準備しといて!』 私『え、今から本当に行くの?』 真知子『もちろん行くよ、当たり前じゃん』 私『うん、分かった。準備するのに30分はかかるけどいい?』 真知子『あ、髪の手入れとかしなくて大丈夫だからね。一先ず服とかだけ!』 七海『うん』 真知子『車で行くから寝癖とか気にしなくて大丈夫だから。髪切りに行く訳だし』 七海『了解〜』 真知子『それじゃ20分後に迎えに行くね』 七海『はい〜』 これでLINEは一先ず途絶えた。 七海は急いで服を選んだり、着替えたり。出かける準備をする。 20分では髪の手入れも化粧もロクにできなかった。 20分後... ピンポーン インターホンで真知子な事を確認して、私は大声で「鍵空いてるから入っていいよー!」と言う。 それを聞いた真知子はドアを開けて入ってくる。 私「ごめん、お待たせ」 真知子「もう〜。一先ずこれ、ドーナツと昼食。朝も食べてないでしょ?。私はさっき車の中で済ませてきたから、私運転するからこれ食べてって」 私「うん、ありがとう〜。あと簡単に髪だけセットしていくよ」 真知子「あ、いいよ。うちのマスター、そういうの好きだから。私だって化粧とかもしてないし」 私「分かった、そしたらこのまま行くよ」 真知子「ちなみにその服で行くの?」 私「うん、そのつもりだけど…。何かまずかった?」 真知子「あ、うん。でもいいや、時間ないしそれでも大丈夫〜。そしたら出かける準備できたら言って」 私「おっけー」 髪のセットだけして、家を出て真知子の車に乗り込む私達。 どこの美容室に行くのか私は分かってないけど、車は南方面へ走り始めた。 慣れてるのか真知子はナビも付けずに走っている。 車の中で朝食 兼 昼食を済ませる私。 次第に車は高速に乗ってどんどん南下する。 どこまで行くんだろう?と疑問に思いつつ、何も言わない真知子にちょっとワクワクもしつつ。 車は先浜海岸インターで降りた。 目の前にはとても素敵な海が広がっている。 先浜海岸に来たのは実は初めて。 有名な観光地なものの、実家が北にある海沿いで、あまり海に遊びにくるって事もなかったから。 真知子「もうすぐ到着だよ〜」 私「分かった〜。でも先浜海岸って私来たの初めてかも」 真知子「そうなんだ、先浜海岸って七海は1度も来たことなかったんだ」 私「全然ね〜」 そんな会話をしていると、車は観光地の少し外れの場所でUターンした。 そしてその直後、左にあったお店の駐車場に入った。 私「え、ここ?」 真知子「うん、ここ」 私はちょっと驚いた。まんま、床屋だったから。 青い一軒家の様な感じの建屋で、目の前には赤と青のサインポール。 看板には【Barber SAKIHAMA】と斜め字で書いてある。 真知子は店のドアを開ける。 チリンチリ〜ン♪

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