■ 具体的にどんなお題があるの?
何かを成し遂げたいという会社の思惑がお題となります。
僕が経験したものを例に取ってお話していきます。
■ 例1: お金をかける対象の選別
お仕事の案件を請け負って仕事するという時に、まずは仕事を持ってるお客さんを探す必要があります。
んで、そのお客さんを知らない場合、お近づきにならないと話が始まりません。
そのため、お客さんリストをかき集めるわけですが、そのお客さんリストを僕は持っていませんでした。
しかたなく、伝手の構築から入るわけです。
伝手としては、業者がたくさんいるのでそこにお願いするのが第一弾としては良さそうでした。
業者はいくつかあるので、選別が必要となりました。
僕はお金を握っていなかったので、お金を握っている人に対してプレゼンする必要が出てきました。
そこで、比較表を作りました。
この、比較表を作るというのが最初のアイデアです。
次のアイデアとして、業者の規模と実績と得意領域と価格を表に書き込んで、推しの業者の行に推しマークを付けました。
上記2つのアイデアを形にしたことにより、この件は前進しました。
推しの理由には、主に価格と得意領域をもとに予測した未来を添えました。
この理由の付録により、お金出す人の見たいものを見易くでき、話が前に進んだわけです。
無事、その業者と契約しました。
手探り状態から出発したこの件でしたが、1ヶ月ほどで案件紹介まで行きました。
え?案件とれたかって?
残念ながら、取れませんでしたね。
商材の準備が間に合いませんでしたので。
他にも数件やりましたが、どれも提案までは行っても決定打となる商材が間に合いませんでした。
次同じ挑戦をする時は、商材を死ぬほど貯えてやります。
■ 例2: 新機能を追加したい
僕はシステムエンジニアが本業なので、システム設計を頻繁に担当します。
システム設計というのは、プログラミングする前に設計図を作成することです。
つまり、ソースコードを書かずに機能の実現性や実現方式を検討するのが日常茶飯事ということです。
ここでもお題が発生します。
例えば、既存機能同士をくっつけたいけど、それぞれ違う会社が作っててくっつけ方がパッと思い付きにくそうな場合です。
そういう時は2つのプランをアイデアとして出します。
【2つのプラン】
① それぞれのデータ形式の入力出力を満たした部品(=クラスやメソッド)を新規作成する。
② 部品は作らないけど、データ形式変換処理をどちらの機能にも追記する。
性能を考えなくて良い場合(=コスト最優先の場合)は①を推します。
逆に、性能最優先なら②を推します。
入口(=入力)と出口(=出力)さえ合わせておけば、どうとでも作れるというのが①なので、難易度が低く品質の確保もし易いです。
ひいては、開発期間を②よりも短くできます。
これらをメリットデメリットとして比較表に記載して、推しマークを付けて判断をしてもらいます。
もちろん、自分で判断して良い場合は推しマーク側を迷わず選びます。
■ まとめ
ざっくりまとめると、要は比較表を作って推しマークを付けりゃ良いってことです。
もちろん、客観的に推し理由を評価できるように記載する必要があります。
でも、お題をクリアするためのアイデア出しってのはこのケースの転用ができれば正しく対応できるのです。
変に抱え込まなくて済むので、気持ち的にも楽ですし、押しのアイデアが通った場合は少し嬉しくもなります。
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