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世界は聖書の預言どおりに動く~(1)

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≪目次≫ ~はじめに~ ~イスラエルとハマス停戦、エジプトが仲介~ ~5月16日、国連安保理が緊急会合 米中の足並み乱れ~ ~パレスチナ問題、2千年前から続く複雑な歴史~ ~オスマン帝国滅亡とサイクス・ピコ協定~ ~プーチン大統領の深謀遠慮~ ~パレスチナ分割決議とイスラエル建国~ ~第1次中東戦争と「ナクバの日」~ ~第2次中東戦争、第3次中東戦争~ ~第4次中東戦争と「贖罪の日」~ ~オイルショックと日本~ ~石を投げる者の手足を打て~ ~「オスロ合意」・暴力から対話へ~ ~オスロ合意後にも残る課題~

~はじめに~

上図は、2017年5月22日、トランプ前大統領がユダヤ教の聖地『嘆きの壁』を訪れた際の写真です。現職の米大統領としては初めてのことでした。 日本人には理解しづらい『中東問題』ですが、これから我が国も否応なしに巻き込まれていくはずです。 まずは、先月10日から急に始まったイスラエルとパレスチナの紛争ですが、5月21日には停戦となりました。 まずはそこから始め、イスラエルとパレスチナの対立の歴史を簡単に紹介していきます。今回は1993年の『オスロ合意』までです。

~イスラエルとハマス停戦、エジプトが仲介~

◆イスラエルとハマス停戦 エジプトが仲介(5/21 日経) https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR20FQW0Q1A520C2000000/ イスラエル政府は20日、同日夜の安全保障会議で、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスとの停戦を承認したと発表した。 ハマスも受け入れ、21日午前2時(日本時間同8時)に停戦が発効した。10日から続く戦闘の収束へ、停戦がどこまで守られるかが焦点となる。(中略) 交戦は10日からハマスがイスラエルにロケット弾を発射し、イスラエル軍がガザを空爆するなど攻撃の応酬が続いていた。 パレスチナの保健当局によるとガザでの死者は、子供65人を含む232人になった。イスラエル側では12人が死亡した。(引用終了)

~5月16日、国連安保理が緊急会合 米中の足並み乱れ~

◆国連安保理が緊急会合 米中の足並み乱れ(5/17 東京新聞) https://www.tokyo-np.co.jp/article/104714 イスラエルとパレスチナの衝突激化を受け、国連安全保障理事会は16日、公開の緊急会合を開いた。 各国が即時停戦を求める中、中国などは事態収拾へ向けた報道声明の発出を模索するが、イスラエルを擁護する米国は慎重姿勢で、安保理の結束が問われている。 会合には衝突する双方も出席。 ★イスラエル 「国際法を強く守り、民間人保護のために厳格な措置をとっている」 ★パレスチナ 「われわれの家に侵入し、家族を恐怖に陥れる武装した泥棒」 ★国連事務総長 「地域全体で過激主義を助長し、危険な不安定さを生む恐れがある」 ★英国 「双方が瀬戸際から後退し、暴力の繰り返しを終わらせなければならない」 ★米国 「米国は紛争を終わらせるために外交ルートを通じて努力を続けてきた」 ★中国 「ある国の妨害で安保理は声を1つにできていない」

~パレスチナ問題、2千年前から続く複雑な歴史~

◆パレスチナ問題は、約2千年前にさかのぼる パレスチナには今から2千年ほど前、ユダヤ人の王国が存在していました。やがてローマ帝国によって王国が滅ぼされます。 その結果、ユダヤ人たちはこの地を追い出され、世界各地に離散していくわけです。このうち、欧州に行ったユダヤ人たちはキリスト教社会で大変な差別を受けました。 ユダヤ教の教典でもある旧約聖書には、パレスチナは『神が与えた約束の地』と書かれていて、紀元前にはユダヤ人の国家が栄えていました。 よって、パレスチナでの国家再建はユダヤ人の悲願だったのです。

~オスマン帝国滅亡とサイクス・ピコ協定~

上図は、1680年当時のオスマン帝国の勢力図です。 ◆第1次世界大戦(1914年7月28日~1918年11月11日) オスマン帝国とは、1299年から1922年までの約600年間、アナトリア半島、バルカン半島の両半島を中心として栄えた君主制のイスラム国家です。 隆盛を極めたオスマン帝国も、第1次世界大戦の敗戦を機に始まったトルコ革命によって滅亡し、1923年10月トルコ共和国が成立します。

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