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セルロースからダイナマイトまで➁

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『ニトロセルロース』 ニトロ化の制御 これにより 別のニトロセルロースが生まれた ニトロ化部分の多い綿花薬 低 ニトロ化物質の コロジオンとセルロイド コロジオン ニトロセルロースを エタノールと水の混合物に溶かしたもの 初期の写真に盛んに使われた そしてセルロイド ニトロセルロースに樟脳を混ぜたもの 最初の実用的プラスチックの一つ・セルロイド 石油からではなく セルロースから作られた いわば天然素材からのものであった セルロイド 最初は映画のフィルムに使われる もうひとつのセルロース誘導体として アセチルセルロースがあり これは燃えにくいことで知られ 多くの分野でニトロセルロースの代わりに 急速に使われた 巨大ビジネスとなった写真や映画産業 実は石油化学ではなく 多彩なセルロース分子の 化学構造に負うこと大だった セルロース分子の応用 これにとどまらなかった セルロース ほとんど全ての溶媒に溶けない しかし二硫化炭素のアルカリ溶液には溶け セルロースキサントゲン酸 というセルロース誘導体になった とても粘性の高い コロイド溶液として存在し ビスコースという名がついていた ビスコースを小さな穴から噴出させ これを酸で処理すると セルロースキサントゲン酸はセルロースに戻り 再び細い糸となる これは布にすることもできた 商業的には 『レーヨン』と呼ばれるもの 石油化学の産物のように考えられているが レーヨンはこうして作られていた 同じ操作で ビスコースを狭い隙間から噴出させると セルロースのシートができる これが『セロファン』 レーヨンとセロファン 石油からの合成品と考えられているが ともに天然に存在するセルロースの ちょっと変わった形の誘導体 全くの人造品とも言えない ニトロセルロース(綿火薬) 人類が作った最初の爆発性有機分子の一つ この発見 多くの近代産業の出発点に つまり セルロースのニトロ体にその技術基盤を置く 爆薬、写真、映画産業 である レーヨン(セルロースの別の形) これから始まった合成繊維産業 20世紀経済を作る上で大きな役割を果たした 地味な分子・セルロース しかしこれがなければ またこのように使われて来なければ 我々の世界はかなり違うものになったはずだ

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