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【サク読み版】素敵な恋を始める簡単ワーク④

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このテキストは【サク読み版】素敵な恋を始める簡単ワーク③の続きですが、単体でもお楽しみいただけます。自分を好きになってもっと素敵な恋を始めるためのワークをお伝えしていますので、気になるものから初めてみてくださいね。 ***

1.ナンパをすると、人は何を学ぶのか

「ナンパを学ぼうかと考えている」とのご相談がありました。こういったご相談をいただけるのはとてもうれしいことです。この質問は女性を含め、読者の皆さんにとって大事な情報だと思いましたので返信ではなく個別の記事として投稿いたします。 keyさん、ようこそ。keyさんの文章はとても分かりやすくて、嘘がなくてとても好きです。まずはそのことをkeyさんの魅力だと「私が申し上げたから」でもいいので信じてみてください。 さて、こう質問してくださりました。 「ナンパの達人になって、100人以上と関係を持ったら、誰も僕のことを馬鹿にしたり見下したりしなくなるんでしょうか」 答えは、いいえです。ナンパする男性は周囲の男性から激しく見下されます。なぜなら、世間が良しとする「1人の人間を深く理解し愛することができる男性」と真逆の人間になってしまうからです。 keyさんがこれから就職して数年すると、周囲は結婚し始めます。同時期にkeyさんはナンパマスターになれるかもしれません。私の周りにも同じような焦燥感からナンパ師になった人がいますが、彼らが周囲からどう見られるか。「いい歳して結婚も見据えた関係構築をできず、やれ女子大生、モデル、CAとセックスした自慢をしてくるヤバい人間」と思われます。そして、こういう人からはまともな友人が静かに去っていきます。 ナンパの技術とは大人数に声をかけ、率は低くてもとにかくセックスへたどり着く手法です。ナンパ術で有名な恋愛工学では、成功=ヒットレシオ×試行回数 と書いています。カッコいいフレーズですが、簡単に言えば セックス成功回数=自分の打率×セックスへ声かけした数 です。たとえ自分の打率が低くても、数さえ増やせばセックスできる。そりゃそうだ……という話です。 さて、この手法ではいつかセックスが手に入りますが「気になった特定の子」を確実に落とす手段は手に入りません。むしろ「打率で外した女」は失敗例なので、次いけ、次!というのがナンパ術です。 予言してもいいです。ナンパ術を学んだkeyさんは次にこう考えます。 「セックスできた!最高だ。やはりナンパ術は正しかった!」 「でもこんなに俺とセックスする女がいる。女は信用できない生き物だ」 「ナンパして好きな子ができても浮気された。やっぱり女は裏切るんだ」 「俺は結局、人に愛されない人間なのかもしれない。寂しい」 「浮気する女は失敗例だからセックスできた女性をキープすることにしよう。その方が自分の心を安心させられる。浮気する女はしょせん外れ値にすぎない」 「でも俺は愛されない人間なのかもしれない。寂しい(ループ)」 ナンパに引っかかるような子は、潜在的に浮気をしやすい子です。ですがナンパを続けることによってこの世の女性がすべてそうなんじゃないか、と思い始めます。ナンパに引っかからない貞淑な女性はナンパ術で引っかかりませんから、口説けるのは浮気性の子ばかりになります。 keyさんが恋愛で求めているのは「男性の友達からバカにされないような自分」ですが、そのために必要な「愛し愛される関係の女性」ナンパでは手に入れられないのです。ですから私は恋愛を理解するためにナンパを学ぶことを強く反対します。 ここまで強く書くのは、私もまたナンパをしていた人間だからです。私はバイセクシュアルなので、女性をナンパしていました。最初はすごく楽しいです。 やっぱり童貞(レズビアン的な意味で)はコンプレックスだし、ナンパを通じてセックスで相手を始めていかせたという自信はつきます。でも、そうすればするほど「自分は愛されてない」「寂しい」気持ちは増えていく一方ですし、世間からは女を端から端まで口説いてるヤバい人に映って友達から軽蔑されました。 では、どうすればいいのか。まずはkeyさんが辛さを感じている原因を記したうえで、対策をお伝えします。

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