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ひきこもりサバイバー(分冊版)NO.34~40(終)

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不校・ひきこもりを乗り越えて

私は8年に渡る不登校・ひきこもりを乗り越えて社会復帰を果たした。 私の不登校から就職・結婚するまでを「ひきこもりサバイバー」としてまとめました。長い分量があるので、分冊版としてご紹介しています。こちらはその最終回になります。正社員になる頃から夫との馴れ初めとか書いちゃってるのでご興味がある方は読んでみてください。

まとめて読まれる方はこちら↓

34 私は最下層の人間かもしれないけれど

翌日、待ち合わせ場所に走って行った。時間に遅れそうだったからだ。 天上人を待たせてはいけない。 彼はニコニコしながらやってきた。 私は緊張で、真っ青だったと思う。 「何食べる?」 とメニューを渡してくる彼は、どこか余裕があるように見えた。 私はオレンジジュースを頼んだ。 何て切り出そう、迷っていると、彼が口を開いた。 「僕に何か言いたい事があるんだよね?」 私は観念して、口を開いた。 「誰にも言わないで欲しいんですが。」 「うん、言わないよ。」 「私はもうすぐ28です。」 「ああ、そうなんだ、若く見えるね。」 「あと、私は8年も不登校とひきこもりしてたんです。だから大学入るのが遅れてしまって。高校は1年の時に中退して、8年ひきこもりして、大検取って、図書館で勉強して、今の大学入って、商店街でバイトさせてもらって…」 一呼吸おいて、最後まで話した。 「だから、そんな経歴がバレたら駅前ビル開発には絶対に採用されません。」 彼は真っ直ぐに私の事を見ていた。

35 頑張り屋さん

彼は口を開いた。 「ごめん。」 「実は知ってたんだ。」 私は予期せぬ彼の言葉にパニックを起こした。 誰か…同級生がいたのか?どこに? 助けて、 ……息ができない……

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