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断髪小説 断髪×嫉妬

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断髪小説 断髪×嫉妬 今回はある男性が嫉妬で自分の彼女の髪をバッサリ切ってしまうお話。 彼女はとてもモテるが故に彼の嫉妬は止まらない。 髪を切れば女性らしさがなくなると考えるが・・・? 彼はもちろん人の髪など切ったことなどない。 葛藤しながらも切っていく 恋人同士である2人の断髪をどうぞ! *********************************

肌と肌がぶつかり合う音が響き合う 普段の清純な遥からは想像もつかない声や姿 2人のことを止めることは誰にもできない 遥(はるか)は数時間前の髪の長さはロングだった だが今は刈上げおかっぱになっている なぜこのような姿になったのか それにはこういう理由があった・・・・ 瑛斗(えいと)は大手メーカーに勤める社会人3年目 だいぶ社会人生活にも慣れてきたころだ この春、たくさんの新入社員が入社してきた そのうちの一人が遥だった 遥は目立つ感じではないが、 ロングの黒髪で育ちが良さそうな清純さが伝わる女性だった 瑛斗は研修中の遥を見て一目でかわいいなと思った 「今年の子ってかわいいこが多いよな。ほら、あの黒髪のロングの子とか」 他の男性社員も遥のことをうわさしていた 新人研修が終わり、数週間後、配属先が決まった 遥は瑛斗のいる課にやってきた 「広瀬遥です。よろしくお願いいたします。」 あ、あのこだ。 瑛斗はすぐにわかった 瑛斗はいま抱えている案件を手伝ってもらうため 遥の教育係に任命された 瑛斗はこんなかわいい子が直属の後輩につくなんてと内心喜びを隠しきれていなかったが 仕事はできるのかと、多少不安にも思っていた しかしそんな不安は不要だった 遥はのんびりしているが物覚えはよく、機転が利いて瑛斗との相性も良かった 瑛斗は毎日のように遥と接して惹かれるようになったのは言うまでもない 仕事にかこつけてランチにもよく連れに行っていた 下心は丸出しだったが、鈍感な遥は気づいていなかった 瑛斗は恋人と別れてから半年ほどたつ さみしさも頂点に達していた ただあまりに近すぎるがゆえに、 職場恋愛はと、それ以上の関係には二の足を踏んでいた そんな想いを続けているうちにあっというまに1年が経ち ある日、瑛斗は上司から呼び出され異動の事前通知を受けた 覚悟はしていたが、いざ受けるとなると戸惑いは隠せなかった 今やっている仕事は全て遥に引き継がせ ちがう部署でまた新しいプロジェクトチームに入るという このままいけば出世コースだ 本来なら喜ぶことだが、心残りは遥だ 同じビル内とはいえ毎日遥と会えなくなる、そんな日々は考えられなかった ある日の仕事終わり、瑛斗はある決意を胸に遥を呼び出した 「実は内密なんだけど、異動することになりそうなんだ」 「え・・・?」 「今やってる仕事は任せたよ」 「はい・・でも・・」 遥は俯く 「井澤さんがいなかったら私、やっていける自信がない・・」 「大丈夫だよ。広瀬さんならできるよ。他の人もいるし、派遣の人も増やすって言ってたからなんとかなるよ」 「仕事だけじゃなくて・・・私、、、」 その後、2人は黙ったままだった 瑛斗は覚悟を決め告白をする 「広瀬さん、ずっと前から好きだった。俺と付き合ってくれないか」 瑛斗は若干の自信はあった たとえ断られても、もう仕事で会うことは少なくなる 鈍感な遥でもわかるように直球に言った 「え・・・」 遥は驚いていたが、気づいたら涙を流していた 「私もずっとそうなりたいって思っていました・・」 「本当か?」 「お願いします」 瑛斗は思わず抱きしめる こうして瑛斗と遥は付き合うこととなった 異動がなければ瑛斗は告白していなかったかもしれない そう思うといいきっかけになったのかもしれない 久しぶりにできた彼女に瑛斗はうかれていた 異動まであと一か月 それまで他の社員には気づかれないようしたいと注意を払っていた しかし瑛斗は前々から気になっていたことがある それは他の男性社員が隙あらば遥のことをちらちらと見ていることだ そのたびにモヤモヤする また、ポニーテールをしている遥のうなじを見ている男性社員がいた 瑛斗は眉をひそめる 昼休み休憩、誰もいないところを見計らって瑛斗は遥の後ろに行き、黙ってポニーテールのゴムを外した パラパラパラ・・ 「え!?」 遥が思わず後ろを振り返る 「どうしたの?」 「ポニーテールはしちゃダメ」 「なんで?」 「なんでも」 そして瑛斗は立ち去る 実は瑛斗は嫉妬心のせいで束縛が強く、前の彼女にはそれが原因で振られていた 好きであるあまり、気が気でなかった 何度か言ったことはあるが遥はあまり気にする様子はなく、瑛斗はそのたびにモヤモヤしていた もっと強くいろいろ言いたいが、前の反省点も踏まえ、これでも我慢していたのだ モヤモヤは解消されないまま、 しかし他の社員に付き合っていることは気づかれず、 瑛斗は違う部署に異動した ある休みの日、瑛斗と遥は喫茶店で会う約束をしていた 久しぶりのデート、楽しい時間を過ごすはずだった だが、そんな雰囲気にはならなかった 遥は身体のラインが強調されるようなニットの服やポニーテール姿でやってきたのだ それを見た瑛斗は心の中にたまっていることを遥にぶちまけ始めた 「だからニットの服はダメだって言ったじゃないか!目立つんだから」 「そんなことないよ。みんな別に見てないよ」 「見てるんだって!何だってそう鈍感なんだよ」 遥が男性からそういう対象と見られていることが耐えられなくなってきていたのだ 「それにポニーテールだってダメだっていったのに、してるじゃん。 仕事にもそういう恰好で行ってるんだろ?」 「瑛斗くんは気にしすぎなんだよ」 「・・・・・・・・・・・」 瑛斗は黙り込んでしまった 不穏な空気が漂う 「瑛斗くん」 「・・・・・・・・・」 「瑛斗くんってば・・!」 「・・・・・・・・・・・」 「じゃあさ、瑛斗くんは私にどうして欲しいの?」 「・・・・女性らしささえなくせば・・・・そうだ、髪をバッサリ切るとか」

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