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なぜ、人は苦しむのか?~(2)

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≪目次≫ ~はじめに~ 【第一部】 ~諸行無常・祇園精舎の鐘の声~ ~諸行無常・一瞬一瞬に全てのものが生れて消えてゆく~ ~現実と想いとのギャップが「苦しみの元」になる~ ~釈迦の教え・四諦と「八正道」~ ~ブッダ 最期の言葉とは~ 【第二部】 ~高野山・御衣干岩を護っているご主人の体験~ ~M・ジャクソンの『ゴースト』を彷彿とさせる人(1)~ ~M・ジャクソンの『ゴースト』を彷彿とさせる人(2)~

~はじめに~

16日はお盆の中日です。皆さん、如何お過ごしですか? 14日に有料記事「京都から博多まで、あなたを追って~♪(3)」をアップしたばかりなのにすいません。今回の記事はお盆用に先週から準備していたものなのです。 今回は、二部構成になっています。 『第一部』ですが、8月5日の『なぜ、人は苦しむのか?』は、「自灯明法灯明と四念処」で終了させていただき、「これ以降は紹介した動画でご覧下さい~」と申し上げましたが、『諸行無常』だけは取り上げた方が良いと思い、そのようにさせていただきます。 『第二部』は、お盆という時節柄もあり、不思議な話をご紹介します。 (過去記事) 「なぜ、人は苦しむのか?」(8/5) https://ameblo.jp/agnes99/entry-12615827935.html

~諸行無常・祇園精舎の鐘の声~

冒頭の写真は、沙羅双樹の花です。 ご存知のように、仏陀は沙羅双樹の下で涅槃に入りました。 『諸行無常』と聞いて、「祗園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必滅の理を現わす 驕れる者久しからず」という平家物語の一節を思い出す方も多いのではないでしょうか。 (過去記事) 【花鳥風月】祇園精舎の鐘の声(2016/6/12) https://ameblo.jp/agnes99/entry-12170008488.html 【米英の凋落】祇園精舎の鐘の声(2019/3/14) https://ameblo.jp/agnes99/entry-12446904215.html

涅槃経のハイライトは、仏陀が弟子のアーナンダに告げた言葉です。 (仏陀) アーナンダよ、すべての愛おしい人たちにも死別の時は来る。 無常天変していくものに向かって、 「壊れずにいつまでもそのままでいてほしい」 と望んだところで無駄なことだ。 そんなことはあり得ないことである。 私は三か月後に涅槃に入るであろう。 (終わり) すべては、諸行無常なのだということを仏陀は説いているのです。

~諸行無常・一瞬一瞬に全てのものが生れて消えてゆく~

◆四法印 仏教には、根本的な理念を示す三つの教理(三法印)があり、「三法印」に「一切皆苦」を加えたのが『四法印』です。 (1)諸行無常(しょぎょうむじょう) すべての物事は移り変わり、変わらぬものなどない (2)諸法無我(しょほうむが) すべての物事は関係の中で存在し、独立したものはない (3)涅槃寂静 (ねはんじゃくじょう)  悟りを得ることで、安らかな境地に達することができる (4)一切皆苦(いっさいかいく) この世のすべては苦しみである

◆諸行無常とは その中で最も有名なのが『諸行無常』です。 「諸」は宇宙の中の万物を指し、「行」は変転し流動していくこと、「無常」はすべて無に等しいこと、虚無であることを意味しています。 世のすべてのものは、移り変わり、また生まれては消滅する運命を繰り返し、永遠に変わらないものはないということ。人生は、はかなく虚しいものであるということ。(goo辞書より引用) ◆諸行無常の類義語 「万物流転」 「昨日の淵は今日の瀬」 「一炊の夢」など

上図は、長崎市の『軍艦島(端島)』です。 2015年、国際記念物遺跡会議(イコモス)により、軍艦島を構成遺産に含む「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」が世界文化遺産に登録されました。 明治時代から昭和時代にかけて海底炭鉱によって栄え、1960年代には東京以上の人口密度を有していました。しかし、1974年(昭和49年)の閉山にともなって島民が島を離れてからは、無人島となっています。 「このような廃墟になったのはいつですか?」 と問われても、 「それは、昭和何年何月にそうなったものではなく、一瞬一瞬の時の積み重ねで、そうなったのです」としか答えようがありません。 人間が造った建造物の変化は早いですが、樹齢数千年という杉の大木だって、いつかは朽ち果ててしまいますし、火災、落雷、豪雨、その他の原因によって、寿命を終えることもあります。 7月11日、岐阜県瑞浪市にあります神明神社の樹齢1000年超の御神木が、豪雨被害によって倒壊しました。御神木が永遠にあると思うな、皆の衆!

~現実と想いとのギャップが「苦しみの元」になる ~

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