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断髪小説『たかが散髪、されど散髪』(1~20)

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20人以上が購入

皆さま、こんばんは♪ 小説筆記の方では直の挨拶はご無沙汰しておりました。 今年1月までは大衆美容室シリーズ。 5月からは{在宅応援 特別企画!}と題しまして、過去作品を修正入れつつリメイクした、過去小説リマスターを全12回。 ご拝読頂いて誠にありがとうございました。 過去小説リマスターより続いて、6月末より公開が始まりました、 『たかが散髪、されど散髪』シリーズはいかがでしょうか? お楽しみ頂けてるなら幸いです。 こちらの作品は7/4付けで第3回まで公開しております。 現状は全て書き終わっていまして、各1日600~800字程度で全20回分割、最終回はこのまま順調なら10/31予定です。 ーーーーーーーーーー 本題ですが、この度メッセージにて、「REQUで先行で全て公開してほしい」というご要望がありました。 先日まではこのまま全20回、Amebaの公開記事で掲載する予定でしたが、この度REQUで先行公開する運びとなりました。 かねてよりお知らせしていました、『2人の女性の生き様』は7月23日、REQUにて公開させて頂きます。 その前に先行でREQUの仕組み等を勉強する為に、プレテストという事でこちらの作品を使用する事にしました。 もちろんこのまま全20回、Amebaの公開記事で掲載する予定は変わりませんので、ご要望頂いた方【早く全て読みたい方】のみ、検討して頂ければと思います。 (プレテストなので私が自分で購入して勉強するのが目的でもありますが...) という訳でこちらをREQU初掲載作品として公開させて頂きます。 宜しくお願いします\(^^)/ ーーーーーーーーーー 全校生徒、部活もなしで登下校の日。 とにかく暇で、ジャージに着替えてから近くの大きめのショッピングモールの美容室に行った私。 さっぱりする為にいつもの2,3cm切ったボブカットに。 と思ったら後ろには、卓球部に入りながら、誰もが憧れるようなロングの髪をなびかせている、同じクラスの理沙ちゃんの姿があった。 そして基本的に肩より上でカットする人にしか付けられないネックシャッターを巻く美容師。 憧れの同級生のカットに、私はもう目が釘付けで興味津々。 そんなクラスの憧れの髪を持っていた同級生の断髪・ばっさりシーンを2面以上の多面的に想像し膨らませて書いた話です。 今回の作品は、 計16949字・1955行 完読所要時間は30分程度です。 ゆっくり読める時に楽しみいただければと思います。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

先生「さようなら〜」 中学校の校門をくぐり、その足で500m程先にある駅へ向かう。 今日は全校生徒、部活もなしで登下校の日。 いつも部活のメンバーと帰る私は、クラスの友達と一緒に帰るなんてことない。 小学校の頃の同じ地域の友達も今やクラスも離れて疎遠だった。 電車で1駅、さらにそこからチャリンコで1km程こぐと最近開発してる住宅地のど真ん中にある自宅に着く。 私は家に戻るとその足でまずは鞄を自分の部屋に置いてシャワー。 汗を流したら制服の中に着ていた体育着をそのままはおってリビングでちょっとくつろぐ。 母親は何も言わずにおやつをテーブルの上に出して、空合図をすると買い物に出かけた。 ふとテレビの上の時計を見る。 時刻はまだ17:00。 そして私は思いつく。 体育着を着たまま、チャリンコで再び1.5km程。 着いたのは少し大きめのショッピングモール。 食料品・日用品・ホームセンター...とにかくここでとりあえずの物は何でも揃う場所。 ここに来ると必ず学校の知ってる人に合うほど、学区80%の普及を保ってる場所だった。 その中に孤立してあるのが美容室。 美容室の手前にチャリンコを止めて鍵をかける。 お財布の中には3000円。これで十分なのを確認して、ちょっと髪いじりをしてから、自動ドアのボタンを押す。 受付「いらっしゃいませ〜。そちらのお席でお待ち下さい」 長方形のお店で南側から手前に自動ドア・カウンター、その手前に少し長めのソファ状の長椅子があって、そこに待ち客が並ぶ。 その奥側には鏡を挟んで向かい合って並んでるセット面がある。 それぞれ手前から奥に3つずつ。 また隣にも鏡を基準に向かい合って並んでるセット面がもう1つある。 つまり、(2×3)×2のセット面。こっちから見ると縦に3つ、横に4列ある。 ここのソファ状の長椅子から見えるのは一番西側の1列だけで、他はカウンターに隠れてる。 一番東側(右端)にはシャンプー台が5つある。 いつも来てる店でもう見慣れた光景。 私以外にこの時間の待ち客は居なかったが、店内は比較的お客さんがいるような感じの騒がしさだった。 まもなくして受付の人がバインダーを持ってきて、 受付「いらっしゃいませ。ご来店ありがとうございます。こちらの必要事項にご記入お願いします。今日はどのような施術にしましょうか?」 私「カットとシャンプーでお願いします」 受付「かしこまりました」 私はバインダーに挟まって渡されたアンケート用紙に、住所・氏名・年齢・性別を書いてから渡した。 そして程なくして美容師さんが来て呼ばれた。 私の方は一番右奥のスペースに行って先にシャンプーになる。 右に行く通路の正面のシャンプー台に案内された。 ここのシャンプー台はフルフラットではなく、椅子の背もたれが後ろに下がる方式。 椅子に座るとまずはベージュのタオルを巻かれた。 その次にグレーのネックシャッターをタオルの上にぴったりと付けられる。 そして最後に後ろにあったフックから黒色のシャンプークロスを取り出して、ネックシャッターの上にぴったり巻かれた。 アシスタント「それでは椅子の背もたれの方、下げていきますね」 私「はい」 かくん、かくん、かくん。と椅子の背もたれが少しずつ下がってゆく。 頭の襟足の部分がシャンプー台のパットにちゃんと乗った。 アシスタント「それでは水で流しますね〜」 ひんやりした少し冷たい水が流れる。このお店は夏になると少し水温が低めの水を使ってる。 髪をまんべんなく濡らし終えると、今度は頭皮をゴシゴシ洗われる。 この店はトリートメント兼用のシャンプー液を使ってるので、この液で洗い終わるとシャンプーは終了だった。 襟足まで満遍なく頭皮をゴシゴシ洗われると、今度は髪の方を優しく撫でる様な洗い方に変わる。 ここもトリートメント兼用の液剤を使ってるこの店ならではのシャンプーの仕方。 これで全体的にシャンプー液が回っていく。 程なくしてアシスタントさんは手を止めると、再び少し冷たい水を出して頭を流し始める。 襟足の所を洗うときに首を持ち上げられて冷たい水を当てられる時がとても気持ちいい。 この店は頭を流すときはいつも丁寧に泡残しがないようにやってる。 流しが終わると1枚目のタオルで頭を全体的に抑えられて水気を切り、2枚目のタオルでハンドドライをされて水滴を飛ばされる。 ある程度までいくとそのタオルを頭に巻かれてターバン状になる。 そしてビリビリとシャンプークロスのマジックテープが外される音がいつもの合図で、 アシスタント「お疲れ様でした。それでは椅子を戻しますね」 という声で再び元の座高に戻る。 元の椅子の座高に戻ると、緩まったターバン状のタオルを少しキツめにセットして、肩にかけてあるタオルを直す。 アシスタント「これでシャンプーは終わりです。次はカットになりますので、スタイリストをここでお待ち下さい」 私「はい」 と言ってアシスタントは去る。 ここはシャンプーセットが多いのか、カット椅子で待つ前にシャンプー椅子でスタイリストを待ってから案内される方式だった。 またアシスタントはシャンプーが終わるとその間にその人のカット椅子に行き、椅子の向きを変えてスタイリストのワゴンをセットしてる。 程なくしてスタイリストが来た。 今日は女性の若めのスタイリストさんだった。 スタイリスト「お待たせしました。担当の加藤と言います。今日は宜しくお願いします」 私「宜しくお願いします」 スタイリスト「今日のご希望の長さはどんなイメージでしょうか?」 私「今の長さから大体2,3cm切って肩につかない程度のボブでお願いします」 スタイリスト「分かりました。肩にはつかなくて大丈夫ですね?」 私「はい」 スタイリスト「かしこまりました。それではカット椅子に案内しますのでこちらへどうぞ」 私は立ち上がってスタイリストさんに案内され、西側から2列目の一番北側の席に案内された。 椅子がくるっと回してあってそこに座ると、スタイリストが鏡の方に椅子がくるっと回転した。 ここの店の特徴はもう1つあって、椅子に座ると前にある鏡の隙間から斜め奥横の席が丸見えな所。 逆に鏡に反射して後ろ側の斜め横の席も見える。 ただ基本的には同じ列に3つのカット椅子が並んでいる中、1つ空けて1,3つ目を使ってることが多くて中々見られない。 なのでそこまで気にはならなく、いつも私は雑誌を読んでた。 ただ今日は斜め後ろの席に見覚えのある姿があった。 仲良いとも、仲良くないとも言えない同じクラスの子。 ただ卓球部に入りながら、誰もが憧れるようなロングの髪を持ってる。 そんな理沙ちゃんの姿があった。 あっちの方はカットだけらしく、クロスも付けられてちょうど髪を霧吹きで濡らされている所だった。 ターバン姿で分からないのか私の方には気づいていなく、視線は鏡一直線って感じ。 そんな事を観察していると、私の方のスタイリストは肩に置いてあるタオルを一回取って再び前側から首に巻き直す。 そして椅子の右側の肘おきにかけてあったクロスを前側で広げると、私が袖を通すことを確認してタオルに合わせてマジックテープでぴっちり巻いた。 かたや理沙ちゃんの方は霧吹きでの髪濡らしが終わって、いよいよカットって所だった。 誰もが憧れのあのロング。ただここで理沙ちゃんの方の美容師がある物を取り出す。 私がいつもボブカットにしてもらう時にお馴染みな、ネックシャッターがワゴンの中から出てきた。 ここの店ではネックシャッターは基本的に肩より上でカットする人にしか付けない。 理沙ちゃんはネックシャッターを付けられた瞬間に『えっ?』みたいな不思議な様な、不快な顔をした。 「キツくないですか?」という問いかけに、頷いてるのまでも見える。 ネックシャッターが初めてだったのか、横に垂れてたカットクロスの袖から腕を出して、ネックシャッターを少しだけ触る。 ゴムの感触が新鮮だったのか、不快か。私はそんな風に思った。 あの理沙ちゃんがばっさり切るかも? 私はもう興味津々だった。

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