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“おデブ脳”が備わるまで ~第4話~

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“おデブ脳” ~エスカレート期~

小学4年生から始まった“それ”はその後1年間ずっと続いた。 中頃になって、アタシに吐かれた暴言。 それによってアタシは生まれて初めて“自分は太っているのだ”という事に気づかされる。 当時の写真を見返しても決して巨体ではない。 しかし決して普通体型でもなかった。 ただ、家族から指摘されたことはなかったし、当の本人はまだ体型を気にするほどの年齢に至っていなかったのもあって、自分が普通体型ではないということに全く気づいてはいなかった。 家族からすればきっとぽっちゃりとしたかわいらしい子供くらいに映っていたのだろう。 今でこそ10歳にもなれば自分の容姿に関心を持ち、おしゃれのために体型を気にする子も少なくはないかもしれないが、時代は40年前だ。 顔がかわいい子は目立っていたが、スタイル云々を言うにはまだ幼過ぎたように思う。 もしかしたらそれはアタシだけなのかもしれないが、そうであったとしてもこの頃のアタシは間違いなく何も気にしていなかったのだから仕方がない。 それはある朝、いつものようにアタシを迎えに来た二人によって気づかされることになる。 “苦悩の3分間”の間、その言葉は浴びせ続けられるのだ。

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