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『かきつばた』それぞれの愛のカタチ 9

「公一君は不良っぽくみえないけど…」 間を置いて優香が口火を切った 「公一は拓也くんの幼なじみなんだけど 私も小さい頃から良く知っていたの。中学校も高校もずっと同じクラスで。なんだけどね…一度も話したことなかったのよ 一度も!」 夏美に笑顔が戻ってきた瞬間だった 優香はそっと胸をなでおろしながら聞いた 「一度も?」 「…あっ!一度だけ そう中学で隣の席になった時 消しゴム貸してくれって声かけられたっけ。今 思い出したわ」 優香も夏美も窓から差し込む星の明かりに照らされて いつも以上に笑顔が眩くみえた 「なのになんでなのか…不思議よね」 「夏美ちゃんのことが好きだった?」 「そう 優香ちゃんよくわかったね」 「女の勘 なんちゃってね」 「優香ちゃんも言うね」 2人はアイスコーヒーを一口口にした

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