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昭和 特級 古酒オールドボトル ピュアモルトスコッチウイスキー 73銘柄一覧

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PURE MALTピュアモルト、VATTED MALTヴァッテッドモルト、BLENDED MALTブレンデッドモルトなどと呼ばれているものたちについて。 現在ヤフオクでも「なんだ、これ。見たことない。」っていうものが結構あると思います。 ググってもほぼ情報がない。。 そんなオールドボトルたちに光をあてるべく、この記事を立ち上げました。 わたしの経営するバーで入荷したことのあるものは写真付きで紹介してます。 ★GLENFORRES 12y ALL HIGHLAND MALT (¥10,000 '82)  キーモルトはエドラダワー

上記のように名称と当時の簡単な情報、価格を書き並べました。 昭和の終わりであり、特級の終わりでもある1989年までに輸入されたスコッチにおいてPURE もしくは ALL MALT 、UNBLENDED 、 100% MALTなどの表記があるもの総まとめ。 ()内には'89までの最高価格を記載。 オールドボトルラヴァーに捧げる攻略本。 ぜひご活用下さいませ。 なお、この時代においてはシングルモルトでもピュアとして表記しているものが多数あり、非常に紛らわしいので 【ブレンデッドモルト】には★マークを付けました。 スコットランドでは2009年にピュアモルト表記が禁止となっております。これは2003年に原酒不足で発売されたカーデュ・ピュアモルトがカーデュ・シングルモルトと酷似していたことが発端。(通称カーデュ事件) だからあえて、タイトルはピュアモルトスコッチウイスキーと表記しました。 【特級】 1953~1989年4月に流通していたすべての蒸留酒に表示させていたもの。 原酒混合率30%以上のものが特級表示であったが、海外産の蒸留酒は法律により、原酒混合率100%が義務であった為、すべてが特級表示だった。 酒税法改正前、日本におけるウイスキー販売には2つの課税が課せられていた。 「従量税」:原酒の量によって税金を定める。 「従価税」:価格によって税金を定める。 言ってしまえば2重課税であり、当時のウイスキー価格が高かった原因の一つだった。 従価税の事例は1980年代中ごろだと150%と220%。諸外国から日本市場開放のための圧力を受けながら度々調整され、1989年の酒税法改正で大きく変わる。 1989年と言えば「平成元年」。なので「特級ウイスキー=昭和」と言っても過言ではない。 【年代】 1926~ ホワイトホース社がスクリューキャップを導入。 1960前半~ 戦争によりコルク不足のため流通していた「ティンキャップ」が姿を消す。 1974~ 洋酒輸入自由化により、酒税証紙(JAPAN TAX)を貼らなくなる。 1978〜 紋章の使用禁止によるスコッチのラベル変更 1980~ ウイスキー特級表記がラベルに直接印字されるようになる。     従価税表記は高級価格帯のみになる。     メートル法の普及により容量が3/4リットル750mlへ徐々に移行。     (それ以前はヤードポンド法の1/6ガロン757mlで、760ml表記)     *ガロンは英米で量が異なった為。 1987~ バーコードが普及 1989~ 特級表示がなくなる。 1991~ ブランデーを基準にし、EUが700mlを決定する。(米は750のまま) 【スコッチの定義(英国法律)(抜粋)】 国内の保税倉庫で3年以上熟成(瓶詰めは国外でも可)。700L以下のオ―ク樽。水とカラメル以外の添加は認めない。 【スコッチの分類】 ◎モルトウイスキー 大麦麦芽(モルト)のみを使い、単式蒸留器(ポットスチル)で2回もしくは3回蒸留したもの。(ラウドスピリッツ) ◎グレーンウイスキー 大麦以外の穀物(グレーン)を主原料に連続式蒸留器で蒸留したもの。(サイレントスピリッツ) ◎ブレンデッドウイスキー 複数の蒸留所のモルトウイスキーとグレーンウイスキーを混合したもの。現在では、世界で飲まれるスコッチの9割近くがブレンデッドウイスキー。 ◎シングルグレーン 一つの蒸留所。複数のグレーンウイスキー樽から少量ずつ取り出し、ボトリング。 ◎ブレンデッドグレーン 複数の蒸留所のグレーンウイスキーを混合したもの。 ◎カスクストレングス 樽出し原酒。熟成樽内の度数は63度であり(樽成分が溶けやすい為)、通常は加水して40度でボトリングするが、カスクストレングスは加水しない原酒での瓶詰め。 ◎シングルカスク カスクは樽の意。一つの樽からボトリング。1本ずつ微妙に味が異なる。 ◎シングルモルト シングルとは「一つの蒸留所」。蒸留所内の複数のモルトウイスキー樽から少量ずつ取り出し、ボトリング。味を均一化するため。 ◎ヴァッテッドモルト 複数の蒸留所のモルトウイスキーを混合したもの。最近はブレンデッドモルトと呼ぶ。 【ブレンデッドウイスキーの誕生と普及】 連続式蒸留器の発明によってグレーンウイスキーの大量生産が可能になった1853年。考案者はエジンバラの酒商アンドリュー・アッシャーとされている。(アッシャーが考案したのは熟成年数の異なるグレンリベットのモルト同士を混合したもの。つまりヴァッティング。)彼がヒントを得たのは、リキュールなど薬用酒のブレンドのエキスパートである母マーガレットだった。 1860年代には異なる蒸留所のウイスキーを熟成庫内で混ぜ合わせることが法的に認められ、ブレンデッドはウイスキー業界の主役となった。これによって、スコットランドの地酒に過ぎなかったスコッチウイスキーが世界中に普及した。なお、アッシャー家は首都エジンバラにスコットランド最初のコンサートホール、「アッシャーホール」を寄贈している。 ウイスキー同士を馴染ませるため、ブレンド後に再び樽に詰めてある程度の期間熟成させる後熟(マリッジ)を行っている。 1880年代フィロキセラ虫害により、フランスのワイン・ブランデーが激減。フランスのコニャックなどを飲んでいたイギリス上流階級がウイスキーを飲み始める。 【アルコール分の表示方法】 ◎日本・EC諸国 容量パーセント(Percent By Volume)100mlの液体中に何mlのエチルアルコールが含まれているかを表す。(日本15℃) 重量パーセント(Percent By Weight)100gの液体中に含まれるエチルアルコールの重量。 ◎アメリカ:American Proof 純水を0プルーフ・純エチルアルコールを200プルーフとして算出する(摂氏15.6℃)。容量パーセントの2倍の数値になる。 ◎イギリス:British Proof 純水を0プルーフ・純エチルアルコールを175プルーフとして算出する(摂氏13.2℃)。容量率57.1%の100プルーフを基準とし、それ以上はオーバープルーフ(o.p.)。以下はアンダープルーフ(u.p.)。 *ラベルにu.p.25と表記されているスコッチのアルコール度数は  (100-25)プルーフ×57.1%=75×0.571=42.825度 【樽貯蔵の始まりにまつわる都市伝説】 1707年イングランドによるスコットランド併合で大ブリテン王国成立→麦芽税の課税。500ガロン以下の小型蒸留器禁止→密造。従来の天日乾燥は人目に付くので屋内での乾燥へ。この時無尽蔵にあったピート(泥炭)を燃やす乾燥方法に至る。蒸留したウイスキーはシェリーの空樽に詰めて隠した。信じるか信じないかは~

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