馬タイプ理解度UPで使いこなそう
【勉強回顧会員向け有料記事を公開します ※2016年の記事ですが内容は今でも有効で変わりません】 ちょっと前の記事になりますが予想スタイルも方向性もブレてないのでこの時の記事が2020年以降になっても内容としてまったく遜色ありません。 それだけ予想スタイルが変わらないということは良いことです。 何年か経って言ってることが変わるというのは良くありません。 なんなら20年基本スタンスは変わってませんが、基本ありきで応用として最新のスタンスをプラスしていってます。幹を変えずに枝を時代に合わせて対応していくだけで十分です。
馬タイプ
土曜 京都10R 若駒S
馬タイプをより理解するのによいレースです。 数少ないAT馬のマカヒキが出てきたレースです。現役でATは5頭しかいません。リアルスティールやモーリスなどです。それくらい特殊なタイプですがSとJの中間でS寄りみたいな感じの一番説明しづらいタイプの走り方をしますが素直です。滅多に出てこないですが新馬戦でATがついたらそこそこG1でもやれる将来性を感じたということです。 今回はATを解説したいわけではなく、このレースが馬タイプの特徴を明確に出したレース結果の1つとして頭数も程よいので分かりやすいためより馬タイプの理解度を深めてもらうのが目的です。

結果から見るとこんな感じになります。 予想と結果は別物なのでまずは結果の方から見ていきます。 今回解説のポイントとなるのはノーブルマーズです。これが上手くJ3タイプを生かす競馬をしました。 J3タイプは瞬間的な加速力に欠け、ジリジリとしか伸びて行かないのが特徴です。なのでこの馬が勝ち負けするためには積極的に逃げて後続に脚を使わせることです。Sタイプと同じ位置で競馬をしたら加速負けしてしまいます。このレースは少頭数で分かりやすいですがSタイプやGCタイプが多く目立ちます。

スタート直後は内側の2番手にいる1番がノーブルマーズです。このまま2番手で流れたらこの馬は後半では馬群に沈むのが目に見えて分かりますが1コーナーから先頭に立つとその後は少しリードを取って行く理想的な逃げに持ち込みました。