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ハヴァシュ式アプローチに基づく幸せな奏者となるためのヴァイオリンブログレッスン1

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【第1回】声とリズミックパルス

「幸せな奏者となるためのヴァイオリンブログレッスン」と題したこの記事は、私が教えを受けたカトー・ハヴァシュ先生の学習法を、テーマ別、体系的に、動画付きでまとめることを試みた連載です。 今回はその第一回目の記事となります。 各回、すぐに試していただけるように適度な情報量にとどめ、読むだけではなく、レッスンを受けたように読者自ら実践しやすいように工夫いたします。 ハヴァシュ式ニューアプローチとは、ハンガリー人ヴァイオリニスト、故カトー・ハヴァシュ先生が提唱された全く新しいヴァイオリンの学習方法です。ヴァイオリンという楽器が持つ独特の難しさをいかにして楽にするか、そして、どうすれば自由な音楽表現ができるかに答えられる、素晴らしい学習法です。 日本で出版された書籍には、ハヴァシュ先生の著作「ハヴァシュ・バイオリン奏法」(ヤマハミュージックメディア)「あがりを克服する」(音楽之友社)があります。他に、アシスタントのグロリア・バクシャイェッシュ先生の「はじめから美しい音で〜楽しいバイオリン入門 弓は踊る」「弦は響く」教本は、石川が自費出版しています。

   ハヴァシュ式新学習法で学んでいくと、力みやあがりの防止に役立つだけではなく、知らず知らずの間に、ヴァイオリン技術が”音楽と密着した形”で身についていき、喜びをもって弾くことができるようになります。  第一回目は、音楽をするのに最も大切なこと、そしてヴァイオリンの力みをとるスタートラインとなる、「リズミックパルス」をとりあげます。  「リズミックパルス」とは、カトー・ハヴァシュ先生の造語で、”生き生きとした脈動”という意味です。機械的なリズムではなく、バネのような身体運動を伴うリズム訓練を通して開発していきます。  ハヴァシュ式学習は、「リズミックパルス」にはじまり、「リズミックパルス」に終わると言っても過言ではありません。 「あがりを克服する」p.31より 「起こりえるあらゆる緊張を解く第一段階は、ヴァイオリンのことは考えないで、まず自然に身体の中から生まれる動きとバランスを(内から湧き出るリズムの脈動=リズミック・パルス、という形で)、構えそのものの中に確立することです。  内から湧き出るリズムの脈動と、音楽の本質であるそのコミュニケーション力を理解することはとても重要です。リズムの脈動は身体の内から自然に沸き起こってくるものでなくてはなりません。さらに私達ヴァイオリニストは、(握るとすぐに緊張してしまうので)頭の中で思うだけではリズムの流れは生まれないことも、理解する必要があります。自然に生みだされるようになるまでは、それを作り出す方法を学ばなくてはなりません。」  このリズミックパルスを身体の中に根付かせ、音楽の中にパルスを感じられるようになると、不必要な力みをたちどころに消滅させることができます。  ただし、身体のどこかの一部分でもそれをせき止めるこわばりがあれば、そういう訳には行かなくなります。それらの解きほどき方は、これからのレッスンで一つ一つ触れていきますが、”すべてはリズミックパルスから始まる”、ということをここでは覚えておいてください。  また、リズミックパルスを確立させるほどに、楽曲が身体に染みわたり、演奏時の表現に自信と説得力が生まれ、”人に伝わる表現”が出来るようになります。  では、エクササイズのやり方をご説明しましょう。 動画も参考にしてください。

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