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小島一晏【旅人讃歌】vol.6「明日へ」

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稚内→(フェリー)→礼文島・香深港 -礼文島- 「来ちゃったね、私たち♪」 「うん、来ちゃったよ♪」 ”ナナコとアズミの旅プログラムには無かった礼文島・旅プラン。これぞフリープランの旅の醍醐味。行き当たりばったりのアドベンチャー。時間を気にしなくてもいいのなら気の向くままに風吹くままに旅するのも乙だよね。だけど、その旅には何の保障もないさ。それだけのこと。何の保障もない旅。僕は今、そのど真ん中にいる。そして、なぜかご縁があって目の前に彼女らがいる。” 「来たからには楽しもうね♪」 ”旅の道連れってよく言うけどさ、僕は道連れっていうと何だか恩着せがましく感じるんだよね。自分で選んで自分で決めた旅だもの。そんなふうに考えると恩着せがましさがないから、自分も相手も気兼ねしないで気楽だよね。僕はここで彼女らと出会い、やがて彼女らと別れる。道の駅でまったく面識の無い僕らは出会い、出会いのひとときを楽しみ、そしてそれぞれの道へと分かれ行く。僕の旅で唯一分かっていること、それはこの弾き語りの旅も人生の、とある駅から駅までの短い出来事だってこと。いいじゃないか、それでいいじゃないか。何もせず小さく縮こまって納豆の糸を引くような後悔をするより、よっぽどマシさ。” 「さぁ!楽しむぞ!ヘブン島!」 「そのダジャレは座布団あげてもイイかも?」 「うん、素敵なダジャレだからゆるしてあげるね♪」  ナナコとアズミのおゆるしを得た僕。 「よし!女神のおゆるしも得たし、レンタバイク借りて風を感じようぜ!」  まるで青春ドラマのような僕のセリフに2人はやや興醒めていた。 「今どき『しようぜ!』なんて使う人、いないんじゃない??」 “ナナコのツッコミ、はやっ!” 「そんなことないよ、ココにいるもん。」  アズミはまっすぐ僕を指差した。 ”あ、あの~~~、人に指を差すの、やめてくれませんか?(苦笑)” 。.。 o○* 。. 。. o○* 。. 。. o○。 .。

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