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★最低最悪のクズ男との出会い★この物語はすべて実話です。

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初めまして。p子です。 プロフィールでも書きましたがこちらの記事では私の離婚ネタを小説にしました。 読者の方により感情移入して、楽しんで頂くには小説がいいと思ったんです。 ブログに書けなかった詳しい内容も出てきます。 小説が苦手な方はどうぞブログに移動して下さい。 この物語は、すべて実話です。 しかし登場する人物や場所の名前は私が考えた架空の名前です。 ★第1章 最低最悪のクズ男との出会い★ 何がそんなに楽しいのか? 馬鹿笑いをする若者達。 若い女の子の後を追いかけるキャッチの男性。 大声で中国語を話す観光客。 ネオンの光がピカピカに眩しいこの街は、今日も眠る事を知らない。 私は通い慣れた繁華街を突き進む。 歩きながらチラッとスマホを確認する。 「早く〜!!もう飲んでるよー!!」 綾香からのメッセージが私の目に飛び込んできた。 綾香は私の職場の同期だ。 フッ。 思わず頬が緩む。 10分ほど歩いて、私はとある建物の前で足を止めた。 繁華街から少し外れた場所にそれはある。 灰色の鉄筋コンクリートの外観。 入り口を観葉植物の葉っぱが囲む。 地下に続く階段には着飾った女の子達が列をなしている。 その建物の前には真っ黒のスーツを身にまとったガタイが良く厳つい顔のセキュリティ。 「おっつー!!!」 私は、そのセキュリティに声をかける。 その瞬間、並んでる女の子達の視線が一気に私に向く。 「おぅ!もうきてるぞ!」 そういうセキュリティに手を上げ私は彼女達の横を駆け下りていった。 ここは若者に人気のクラブ『Pierrot』常連の私はその列に並ぶことさえしない。 受付で、身分証明書を提示する人達を横目に顔パスでそこを通過した。 目の前の重たいガラスの扉を開ける。 ギョオーーーーン!!!! と耳を塞ぎそうになる爆音。 慣れてる私はその音で、胸がワクワクと鳴る。 天井に吊るされているバカでかいミラーボールがぐるぐると回っている。 私は2階からフロアを見下ろした。 綾香を探す為だ。 彼女はいつもの席に座っていた。 その席は、常連の女の子か金持ちの男性が座ることが出来る席で、席からフロアの様子を一望できる。 「お待たせ!」 「おそーーい!!」 彼女は可愛らしい声を出し私を見る。 「罰として、駆けつけテキーラ!!」 出た。テキーラ。 綾香はお酒が死ぬほど強く周りにも飲ませたがる。 何度綾香に潰されたことか… 数え出したらキリがない。 「つっちん。テキーラとヨギパ。」 つっちんとは綾香の横に座っているここのスタッフ。 常連の私達にはこうしてスタッフが話し相手になってくれる。 「オッケー!」 彼はそう言うと立ち上がりドリンクを用意しに行った。 ここでは受付で常連特別料金の千円を払えば後は何を飲んでもお金がかからなかった。 お金のない若い私達からしたら打って付けの遊び場だ。 だがその代わりに目一杯おしゃれして、お立ち台に上がりダンスを踊り盛り上げる。 そうすることで、ここと私達はwin-winの関係だった。 すぐに彼がドリンクを持って席に帰ってきた。 トレイの上にはヨギーパインとショットに並々のテキーラが3つ。 私と綾香。 そして、彼の分だ。 それぞれショットを持ちそれを掲げる。 「かんぱーい!!!」という私の言葉と同時にグラスがぶつかり合う。 楽しいいつもの時間がスタートした。 テキーラで熱くなった喉をヨギーパインで、潤す。 程よくお酒が入り曲が盛り上がってきたところで、私達もフロアに降りて、踊った。 しばらく踊っていると長身の2人組の男に声をかけられた。 容姿はなかなか良い。 なぜか2人ともサングラスを頭の後ろに付けている。 今この付け方が流行っているのか? いつもなら声をかけられても話さないがこの日は、ちょうどいい具合にお酒が進みテンションが高かった。 それに見た目が良い彼らは美容師ということもありファッション業界で働いている私達ととても話しが合った。 私は心のどこかで、素敵な出逢いがある事を期待していた。 「俺ら団体で来てるんだ!」 そう言う彼らに紹介された人達の中に奴がいた。 そう… 出会ってしまったのだ。 史上最悪のクズ男と…

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