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6・君も泣いてたんだね。

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専門学校時代 拒食と過食を行き来し 私の精神状態はいつもアンバランスだった。 入学当初から秋口までにどんどん太って クラスメイトのS君から 「摂食障害」だの「雰囲気が事務のおばちゃん」だの 言われるようになった。 その言葉たちにショックを受けたものの 周りの人たちともっとうまく関わりたくてもがいていた。 この頃、もうダイエットは諦めようと思い始めていて 私は多分、標準体重より落ちると 体調が崩れる体質なのだと言うことを感じていた。 私と同じくらいの身長で 痩せていて元気な人もいるけれど 私がその体重になろうとすると「まとも」でいられなくなる。 頭の中は、食べ物とカロリーで支配され それ以外のことが考えられなくなるくらい 世界が狂う。 健康優良児の金太郎 私は自分のことをそんな風に思っていた。 五体満足で、栄養の吸収も良く 筋肉体質でしっかりした骨格。 健康に生まれたことに感謝しなくてはならないのに 私の心はいつも不健康だった。 斧は自分に向けていた。

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