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お金と経済と社会と。

「お金とは何か?」について、児童書から経済の専門書まで読み解く。

子どもの頃、お金を意識したのは、お小遣いとお年玉でした。 「お金で、欲しいものが買える」 お金と商品の交換をする決定権が、自分にできる喜びでした。 あなたは、お金を意識した時を覚えていますか。 牧田正一路(まきたせいいちろ1938年生まれ)著 『お金と社会のしくみ』(国土社1983年) 中学生向けだけど、内容は大人が読んでも、しっかりしています。 お金の誕生の歴史から、銀行や債権、金利、為替(かわせ)について、 「中学生で、こんなことを学ぶ意識が、凄い!」と思います。 p133 おかねの値段を売り買い お金は、社会の血液のような働きをしています。 人と人が集い、社会が形成され、分業化社会が誕生しました。 その交換価値として、お金は重要な役割があります。 伊東光晴(1927年生まれ)著 千葉大学教授、京都大学名誉教授 『君たちの生きる社会』(ちくま少年図書館1978年) p11 なにが社会を進歩させたか p68 お金の世界は油断するとやられる世界でもある p72 アメリカ人の“独占の悪”とのたたかい p131 日本の金持ちはつづかない p133  日本では、この遺産相続をふくめて、明治以来、かなりお金持の人が、 何代かたつと、下に落ちたり、また下の人が上に上がったり、 そういうことのはげしい社会でした。 (累進課税「るいしんかぜい」) p219 仲間にやさしく、外に冷たい「桃太郎主義」 今、この本を手にしても、中学で、これほど学ぶのだろうか? とても理想的な社会を考える一冊です。 この意識を超えるのに、アメリカの経済学者ハイエク(1899~1992)が、僕には必要でした。

フリードリヒ・ハイエク(1889~1992)経済学者・哲学者  20世紀を代表する自由主義の思想家。  「第5巻 自由の条件 自由の価値」に、思考的に救われました。 1974年 ノーベル経済学賞受賞 『ハイエク全集』(春秋社1986年頃)  5歳の時、幼稚園の先生が話された芥川龍之介の小説『蜘蛛の糸』  この物語の思考から解放されました。 アダム・スミス著『国富論』(中央公論社1968年) 哲学者の恩師・岡崎公良(おかざききみよし1926年生まれ)京都学派 教授からの推薦図書。 哲学の講義の時、「あなたは、アダム・スミスの『国富論』を読まれると、いいでしょう」と教えて下さいました。 その頃は、町の小さな本屋さんでも、中央公論の『世界の名著』が数冊、 店の書棚に並んでいました。 それが、1990年頃、漫画の棚に変わったのを思いだします。 2010年頃、ネット書店の普及で、近所の町の書店が激減しました。

絵本で、小売業と経済を読み解かれた名著です。 仕入、販売、過当競争、インフレなど、大人が読んでも納得の内容です。 ぶん=ルイズ・アームストロング え=ビル・バッソ やく=佐和隆光 『“経済学入門”の巻 レモンをお金にかえる法』                     (河出書房新社1982年) 『“インフレ⇒不況⇒景気回復”の巻 続・レモンをお金にかえる法』                      (河出書房新社1982年) 小売業から、社会的な景気まで学べました。     

お金の話題を、学校で学ぶことは、これまでなかったかも。 それぞれの家庭の事情で、収入に差があることに気づく難しさがある。 健康とお金の両輪で、僕らは生活しています。 村上世彰(むらかみよしあき1959年生まれ)著 投資家 『いま君に伝えたいお金の話』(幻冬舎2018年) p182 自分を本当に幸せにしてくれるお金の使い方は何なのか、     そのためにはどんな生活をすればいいのか、     答えを探し続けて下さい。 好きなことを仕事にする幸せと、豊かな収入が一致しないこともある。 例えば、役者になりたくても、舞台の仕事のない役者人生もある。 野村昌二著『129職種の年収一覧』(プレジデント社2008年) p7 職業別「財布と仕事の中身」総点検 職業は、どんな仕事も、社会の役割に大切な必要な部分です。 収入の違いがあり、損得勘定も、判断基準になっていることです。 人の判断基準には、三つあるそうです。 一つは、善悪。二つ目は、損得。三つ目は好き嫌いです。 それぞれの人の判断基準で、進むべき道の選択がされています。 時には、四つ目の「愛」があるかも知れません。 ここから、経済と社会の中で暮らす僕らの世界を読み解いていきます。

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