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あるひきこもりライターの独白②ひきこもる生き方をしたから育たなかったスキル

電気やガス、IT関係の進歩のおかげで、自宅で1日中過ごすという生き方ができる時代に生まれたことは、私のような人間にとってラッキーだったといえる。 いっぽうで、外に出ずひきこもる生き方をしたことで、育たなかったスキルがあることも、また事実である。

育たなかったスキル1 語学やコミュニケーションに関する能力

他の人とコミュニケーションをする機会が薄く、海外に旅行したこともないために、このスキルを磨くことができなかったのだと思う。

育たなかったスキル2 言語以外の表現力

ほんの数時間でも自宅以外の場所で過ごすと、海外の人と会う機会がある。また日本人でも方言が大きく違う人と会話をする機会もある。 そのような場合は、絵に描く、身振り手振りで伝えるなど、言語以外のコミュニケーション方法をその場で考え、相手に分かるように伝えなければならない。 そのような機会がなかったために表現力が身につかなかった。

育たなかったスキル3 メイクやファッションなど美容関連のスキル

派手な服やメイクで自分を飾り立てる必要はないけれど、人に会う時に、いい加減な服装をしないことや、相手が気持ちよく感じる色選びをするといったマナーは必要だ。 そのようなメイク、ファッションの選び方、使い方などが分かっていない。

育たなかったスキル4 嫌なこと、したくないことを、心にいったん「ためる」能力

腹の立つ言葉を言われたとき、そこが会社だったら「大勢の前で泣いたりわめいたり、怒ったりしてはいけない」という自制心を働かせて、心にためるということを、多くの人はしている。数時間後にはお酒を飲んだりして憂さをはらすとしても「その場ではいったんためる」という能力を持っている人がほとんどだ。 でも、メールや電話で何かいやなことを言われ、それが自宅であって、誰も見ていないとなると、ものに八つ当たりしたり、「はらたつー!!」と叫んだりしても、かまわないという気持ちになる。 ここの能力が、私は育たなかったように思う。

育たなかったスキル5 うがった見方をする能力

「うがった見方」という言葉については、文部科学省の「言葉のQ&A」で開設されていて勉強になる。

さて、私個人の特性なのかもしれないが、ひきこもっていた生活や環境と関係があるか分からないが、私は「この人は意外に腹黒いのではないか?」「この人は優しく思いやりがあるが、人をうまくコントロールしようとしているだけではないか?」のような見方が、なかなかできない。

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